NPCの一点集中突破型事業骨子

一点集中突破型とは、「一点集中+一点突破」と勝手に定義しています。

平たく言えば「ターゲットを細分化して絞り込み、専門分野でポジションを確立する」ことでしょうか。

 

私の業種はコンサルティング業です。

私は弱者なコンサルタントです。

弱者は弱者の戦略をとらなければなりません。

それは、一点集中突破型戦略でなければ、その他大勢の中に埋もれ、結果消えていくだけです。

 

では、その他大勢の中に埋もれず、自分のポジショニングを確立するには、やはり事業のコンセプトの基本形

①何を

②どこで

③誰に

から始めます。

 

この基本形を更に弱者の戦略として8項目に深堀すると骨子は、(例として)

①商品・・・戦略MAPの作成実行支援

②地域・・・福岡市及び北九州市

③客層・・・従業員50人未満のフードビジネス中小規模経営者

④営業・・・ブログ、SNS、セミナー、小冊子出版、紹介制度

⑤顧客・・・口コミによる新規獲得、満足度向上による長期・複数契約獲得

⑥組織・・・1名

⑦財務・・・自己資金

⑧稼働・・・年間250日

 

上記の私の弱者の戦略を考えるにあたり、それは事業コンセプトづくりに同じである事に気づきます。

中小規模のフードビジネスの事業・業態開発や個人事業の新規創業にも①~⑧の戦略=コンセプトは、ブレない経営の骨子づくりに大いに役立ちます。

共創戦略研究所のプロジェクトでは、この経営(事業)の骨子づくりを大切にします。

 

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※「共創戦略研究所」とは、NPCが福岡市で運営するプロジェクト支援事業で、NPCとはネクスト・プラクティス・コンサルティングの略です。