「顧客満足創出」が上質な「成果創出」を生み出す
フードビジネスの競争力はどこにあるのかといえば、やはり他業種同様に、お客様に「顧客満足創出」という原理原則になると思います。
お客様のニーズ・ウォンツが益々多様化していく時代の中で、自らが適応できるように変化を求め、「顧客満足創出」できる会社が生き残っていきます。
そのためには軸がブレないで、「何のために」=「顧客満足」が共通しているリーダーが出来るだけ多く存在する会社にならなければなりません。
リーダーの考え方や意識が変化することで、部下の考え方や意識が変わります。
それにより事業戦略の理解力や実行能力が変わります。
上司の戦術は部下の戦略ですから、結果、上司の戦術は見事にはまり組織力が高まり、その部下の戦略がさらに下位の部下に戦術としてつながっていきます。
さらにその結果は単なる成果ではなく、上質な成果となります。
考え方や意識の変化から一旦成果が出ると、あとは芋づる式に会社の理念やビジョンがより強固になります。
また今までなかった様々な視点で討議・議論が深まり、お客様に満足頂ける新たな価値観、サービスが生まれてきます。
経営者にとって最も願う組織改革です。
フードビジネスに限らず、どの業種でも同業他社との競争は避けられません。
不安定な経済状況下が一変することなく、常に外部環境は厳しく、しかしそれは皆同じです。
どれだけ明確なビジョン(将来像)を描き、信念として貫き通せるかがリーダーに求められます。
共創戦略研究所のプロジェクトでは、上司部下がそれぞれの戦略と戦術を密接に連携させることで、軸がブレない一気通貫型の事業戦略MAPが描けます。
プロジェクトを通じて上司部下の信頼関係に基づく戦略MAPが描ければ、その実行力と成果は上質なものとなります。
点で見ると競合他社と一見同様に見える戦術も、上司部下の線でつながる戦術は大きな違いとなって現れます。
フードビジネスでは上司部下だけでなく、ホール、キッチン、マネジメントというセクションの一体感が大切です。
調理・接客・運営管理、商品開発などの点が線となった時に、「顧客満足創出」ができ上質な「成果創出」がなされます。