企業経営論での簡単な経営学のイメージの仕方
社会の中に、業界があります。
仮にフードビジネス業界とします。
フードビジネスの業界の中に、例えば外食のグループがあり、別に内食のグループがあるとします。
さらにその外食のグループの中に企業がそれぞれ存在します。
このグループの中の企業、法人、個人事業主は、どうやって生き続けるのか=ゴーイング・コンサーンを理論として学ばなければなりません。
経営学というと難しく感じますが、経営学とは成功体験の集大成です。
経営学を学んでいなくても、知らなくても、そのロジックはイメージできると思います。
そのロジックとは、
➡1.環境を分析する
どういう環境なのか読むことで、外部環境分析に相当します。
➡2.資源を分析する
持ち主(経営者)として、どういう経営資源を持っているのか、内部環境分析に相当します。
➡3.そして戦略を考える
自社の成長の枠組みを決める
➡4.次は競争相手です
どうすれば他社に勝てるのか
ここで経営数値を検討しなければなりませんが、「利益率」で額ではなく率です
➡5.市場へのアクセスとつながります。
競争相手に対して、自社のアプローチの仕方の検討となります。
➡6.ようやくここで組織設計です
組織は個人の集合体ですので、十人十色ですが、それを「一つにまとめ」なければなりません。
➡7.1の環境分析からはじまり、6の組織設計までの流れが、いわゆる「何をなすべきか」ということになります。
➡8.組織設計して「一つにまとめ」れば、人との接し方が必要です。
①経営者のリーダーシップであり、②人事制度です。
➡9.ここで発生するのはやはり個人差です。
ナレッジマネジメント、師に学んで、誰でもできる仕組み化が必要です。
➡10.この流れは、「何をなすべきか」から「何ができるのか」に変化していきます。
➡11.再び環境分析に戻ります。
狭義の経営学は、
1.戦略を立てる
2.組織をつくる
3.人を動かす
4.市場にアクセスする
5.収益を上げる
ですが、上記1~11のロジックをイメージできれば、理解しやすいと思います。
「経営とはなにか?」
経営とは、「外部環境を読んで、成長の枠組みを考え、それに応じた組織をつくるとともに、市場へのアクセスを考え、人的資源の質を高めることで、営利性を追求すること」です。