福岡市でフードビジネスに参入する場合④-弱者の戦略

人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則『弱者の戦略』の著者である栢野克己氏は、その『弱者の戦略』で、以下のように述べられています。

 

※一部抜粋引用、加筆

日本の99%は従業員100名未満の中小企業=「弱者」ですから、「強者」とは違う生き方をしようということです。

「弱者の戦略」における経営戦略を区分けすると、①商品、②地域、③客層、④営業、⑤顧客、⑥組織、⑦財務、⑧時間となります。(竹田ビジネスモデル)

※栢野克己氏の師匠であるランチェスター経営株式会社の竹田陽一氏のビジネスモデル

すなわち、

商品戦略・・・どんな商品・サービスで勝負するか? 自分の天職は何か?

地域戦略・・・どこで勝負するか? どう攻めるのか?

客層戦略・・・誰をお客様にするか? ライバルに勝てるお客様は誰か?

営業戦略・・・どうやって新規のお客様を獲得するか?

顧客戦略・・・どうやってリピートや安定客にするか? 口コミや紹介をもらうか?

組織戦略・・・人員体制は? 採用や教育、やる気や評価制度は?

財務戦略・・・成功するお金の使い方は?

時間戦略・・・成功する働き方は・ 時間の使い方は?

この①②③が大事ですね。

何を(商品)、どこで(地域)、誰に(客層)に対して、商売をするのか。

ここを、あいまいにして「とりあえず儲かりそうだ」と安易にやると、ほとんど失敗します。

(中略)

(繁盛店の「うどん店」を例に)簡単に言えば、

商品・・・大手がしない手作り・少量生産・格好悪い・一点に絞る

客層・・・競合の多い場所は避ける・絞る ※商品力がある場合は不問

客層・・・特定の客層に絞る

営業・・・大手のしない「接近戦」・エンドユーザー直・泥臭い営業方法

顧客・・・お客様に忘れられないハガキ・ニュースレター・メール・他

組織・・・小企業は経営者自らガムシャラにやる

財務・・・弱者は軽装備

時間・・・長時間労働

(引用終了)

 

前回のNPCコラムで、「一点集中突破型戦略」でなければ、その他大勢「パン屋さん」の中に埋もれ、結果消えていくだけと述べました。

一点集中突破型事業骨子8項目をまずは、より具体的に書き出してみてはとご提案しましたが、栢野克己氏の著書『弱者の戦略』から一部抜粋し引用させて頂きました。

ご参考になれば幸いです。

 

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福岡市でフードビジネスに参入する場合③-コンテンツ

※「共創戦略研究所」とは、NPCが福岡市で運営するプロジェクト支援事業で、NPCとはネクスト・プラクティス・コンサルティングの略です。