福岡市でフードビジネスに参入する場合⑨-実例

例えば「福岡市で開業予定のパン屋さん」を題材にしたNPCコラムの前8回の続きです。

 

「いつでもどこでも無料メール」サービスを提供することで有名なL社は、東京に本社を置く、東京証券取引所市場一部、NY証券取引所 (New York Stock Exchange)に市場上場する会社です。

このL社は、事業拡大に伴う従業員増加への対応と、オフィス機能の集約による一層の業務効率化を図るために、去る2016年5月に、LF社を博多駅直結の九州最大級オフィスビル「JRJP博多ビル」に移転しました。

LF社は2016年10月現在で、社員数は約769名となっています。

 

私の知人のオーナー社長が、法人組織にはしていますが、実質的には個人経営と同様の規模でパン屋さんを経営しています。

このパン屋さんに、LF社からオフィスへ毎朝パンの配達のオファーがあったそうです。

個人経営のパン屋さんが、社員数約800名弱のオフィスへの配達という案件です。

博多区に限らず、福岡市内で安定供給かつ配達ができるかどうか数社ほどに絞り込み、現在最終選考中と聞きました。

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ではこのLF社がどうやって新規取引先となるパン屋さんを選定したかと言えば、それはネットでの検索です。

知人のパン屋さんは、ホームページも社長個人のFacebookや、お店用のFacebookページ(商用)、Instagramも一応用意しています。

(そのWebtツールの出来映え、更新具合、そしてコンテンツの表現方法はここでは一切関係なしとします)

 

LF社は福岡市のパン屋さんを選定していく過程で、一般公募でもネットワークや縁故でもなく、単純にネットからホームページ等を調べていきました。

現在、Googleで「福岡市 パン屋 美味しい」と検索すれば、約697,000件がヒットします。

「福岡市 パン屋 配達」と検索すれば約767,000件がヒットします。

皆さんと同様に、知りたい情報は現在ネットから検索します、いくつかのキーワードを考えて。

 

私はSEO対策やWEBによる集客専門家(コンサルタント)ではありませんので、Googleに上位検索されたい方法等を知りたいのであれば、私ではお役に立ちません。

別の専門家(コンサルタント)の記事を読まれてください。

 

今日のNPCコラムでお伝えしたいことは、あくまで実例です。

自店のホームページがあったからこそ、この案件は成約の可能性が生まれました。

「やるべきことはやる」「やったほうが良いと思われることはやってみる」「やりたくなければやらない」あくまでシンプルに考えれば、業務効率、労働生産性は上がると思いますが。

 

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